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演奏する人のための身体の使い方

座っててもラクラク!座奏で楽に自由に動ける方法

  今日は座奏、座って演奏するときのことについて。 立奏よりも、実は座奏のほうに悩ましさを抱えている方が多いように思います。 「脚をどうしたらいいのか分からない。」 「踏ん張れない。お腹が使いにくい。」 「動きにくくて、窮屈さを感じる。」 「そもそもどう座ればいいのか。」 今日はそんな悩み多き「座...

演奏する人のココロとカラダ

本番で迷走しないために知っておきたい迷走神経のこと〜音楽する人のための生理学2〜

  アスリートの世界ではよく「ゾーンに入る」という言葉が聞かれます。 この「ゾーン」とは、集中力が極限に高まった状態のことを表すのですが、詳しく言うと ・時間がゆっくりに感じられ、ボールなどの動きが止まって見える ・感覚(視覚・聴覚・筋感覚など)がすごく敏感になり、体が普段より思い通りに動く ・自...

演奏する人のための身体の使い方

“練習”はなぜ必要か〜音楽する人のための生理学〜

  『…何でこんなに同じことを何度も繰り返さなきゃ、できるようにならないんだろう。』 『今日もアレとアレとアレの練習しておかなきゃ…』 練習がイヤになる原因の一つに、この「何度も繰り返す」という要素が挙げられると思います。 今回はそんな「同じことを繰り返す練習」がなぜ必要なのかを、生理学、主に神経...

演奏する人のための身体の使い方

本番に「平常心」は必要か。

…コンサートホールには、独特の空気感が漂っているものです。 たとえステージでは何も行われていない状態でも、足を踏み入れた途端、一種の「神聖さ」に触れ、身体や心の状態に変化を感じる方も多いのではないでしょうか。 「場」が持つ力のようなものと、それに反応できる人間の能力には、まだまだなかなか説明がつかない不思議...

演奏する人のココロとカラダ

恐怖の裏側=生きたいという強い望み

2015年の夏。 私は舌腫瘍の手術を受けました。 その後の組織検査の結果、初期の舌癌であることが分かり、現在も経過観察を続けています。 下記の文章は2017年春、これまで拠点としていた名古屋から上京した頃に書いたものです。   私たちは日常の中で、様々な”恐怖”を感じるシーンが多々あるかと思います...

演奏する人のココロとカラダ

美しいパワー。〜自分は何を望んでいるか〜

ーー「今日やりたいことはありますか?」「何がしたいですか?」   私のレッスンは、必ず「生徒さんの望み」から始まります。 しかしまさにこの部分で 「私は何がしたいんだろうか。。。」 と立ち止まってしまうことも、実はとても多いものです。 そんな時は、こんな”問いかけ”をするこ...