BLOG

ブログ

演奏する人のための身体の使い方

あなただけが出せる音。

  あの人のような音で吹きたい!と強く思うことは 上達する上で必要不可欠であり、大きな原動力となるもの。 ただその時に、その人の音のどんなところが素敵で、 自分がその音に近づくためには 今どんなことが試せるかを考えることが大切。 あなたはあなたの音しか出せないし、 それ自体が素晴らしいのだから。 ...

自由な本番のために

演奏を”伝える”ための大切なプラン。

  ドキドキのソロを奏でるときと 大切な人にプレゼントを渡すときは とても似ているような気がする。 その人の喜ぶ顔を想像して その人のために一番良いものを選び 直接その手に丁寧に渡すことそのものと、同じ喜び。 ソロはいつも、一音一音をプレゼントにして一人一人に渡すように奏でたい。 ・ ・ ・ あと...

演奏する人のための身体の使い方

ひたむきな眼差し。〜アルト・サックスでの座奏〜

最近、レッスンを受けにお越しくださる皆様の中で、 新幹線や飛行機でいらっしゃる方もすっかり珍しくなくなりました。 教師としては毎回毎回、襟を正し、背筋が伸びる思いです。(←あっ。。良い意味でです。) もちろんお近くからいらっしゃる方々も、皆さんそれぞれにひたむきな眼差しを持った方ばかりです。 それぞれの目的...

演奏する人のココロとカラダ

美しいパワー。〜自分は何を望んでいるか〜

ーー「今日やりたいことはありますか?」「何がしたいですか?」   私のレッスンは、必ず「生徒さんの望み」から始まります。 しかしまさにこの部分で 「私は何がしたいんだろうか。。。」 と立ち止まってしまうことも、実はとても多いものです。 そんな時は、こんな”問いかけ”をするこ...

自由な本番のために

タブーを犯す。その先に残るもの。

  「そんなこと…ありえない。」 音楽家だけでなく、きっと誰にでも自分の中で「タブー」としていることがあって、 それがあまりにも当たり前になりすぎて、「タブー」としていること自体に無意識なことも多いと思います。 …もしそんな「タブー」が存在しないとしたら。 弦楽器奏者の方とのレッスンの一コマです。...

自由な本番のために

「本番モードに切り替える」ことの必要性。

  ー「どんなことがあっても、本番は気持ちを切り替えて行かなきゃ。」 本番前になんらかのアクシデントがあった時、こんな風に考えて本番に臨むことが多いと思います。 …それでもうまく切り替えられない時。 他にどんな方法があるでしょうか。 これはアレクサンダー・テクニーク教師であり演出家でもある、キャシ...