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演奏する人のための身体の使い方

楽器をストラップにかけるときや持ち運ぶときに心がけたい3つのこと

突然ですが! 楽器って…重いですよね…。 大きさも重さも様々なものがありますが、たとえ小さいものであっても長時間持ち歩いたりしていると、意外と身体に負担がかかったりします。 そしてサックスやファゴット、ギターなどストラップによって支える楽器を演奏される方は、慢性的な首の痛みや肩こり、腰痛に悩まされている方も...

受講者の声

「演奏することとは、自分自身や人生への投影」〜サックス吹きの生徒さんからのメッセージ〜

  先日、一般の吹奏楽団に所属するサックス吹きの方がレッスンにいらっしゃいました。 明るくあたたかく、なんだか頼れる雰囲気を持つ彼女とのレッスンは楽しく、まるで一輪の花が水をぐんぐん吸い上げていくような印象で、あっという間のひと時でした。 そんな彼女からメッセージをいただきました。 ご本人から許可...

演奏する人のための身体の使い方

“練習”はなぜ必要か〜音楽する人のための生理学〜

  『…何でこんなに同じことを何度も繰り返さなきゃ、できるようにならないんだろう。』 『今日もアレとアレとアレの練習しておかなきゃ…』 練習がイヤになる原因の一つに、この「何度も繰り返す」という要素が挙げられると思います。 今回はそんな「同じことを繰り返す練習」がなぜ必要なのかを、生理学、主に神経...

教育者の気づき

「こんなにお腹が使えるんだと思って!」〜自分の指導にすぐ活かせるレッスン〜

先日レッスンにお越しくださったサックス奏者Aさんから、お便りをいただきました。 その時のレッスンで学んだことを、早速ご自身のレッスンに活かしていただけたようです。 とてもステキな内容でしたので、ご本人の了解を得て、ここにご紹介させていただきます。   「こんなにお腹が使えるんだと思って!」〜自分の...

演奏する人のための身体の使い方

本番に「平常心」は必要か。

…コンサートホールには、独特の空気感が漂っているものです。 たとえステージでは何も行われていない状態でも、足を踏み入れた途端、一種の「神聖さ」に触れ、身体や心の状態に変化を感じる方も多いのではないでしょうか。 「場」が持つ力のようなものと、それに反応できる人間の能力には、まだまだなかなか説明がつかない不思議...

演奏する人のための身体の使い方

続・鼻抜けを考える〜腹部、脚との関連性〜

一部の管楽器奏者を悩ませる「鼻抜け」についての続編です。 このブログの過去記事「鼻抜けを考える」をお読みになった方から、「鼻抜けが改善した」または「おこらなくなった」というお声を多くいただいています。 実際にこの症状で悩まれてレッスンにお越しになり、快方に向かう方も多くなりました。 今回は、レッスンの中で生...

受講者の声

「演奏を通じて人生が語られている」〜レッスンで変化していく”本番”への対応力〜

  アレクサンダー・テクニークの教師資格を得て2年、 そして上京し、アレクサンダー・テクニークスクールの教師となって1年が経ちました。 …まさに「必死のパッチ」(古い?笑)の2年でした。(今現在もですけど。) 特にこの1年は、自分を取り巻く様々な状況に、ただただ今ここの自分ができることで対応するだ...

演奏する人のための身体の使い方

楽器に寄り添う、手。

正しい指の使い方? レッスンの中でよくある質問。 「サックスのキィって、どうやって押さえるのが正しいんですか?」 手の大きさや指の長さなどは人それぞれですし、人間の手はとても多様に複雑に動くことができるものです。 ある一つのやり方を取り上げて「これが正しい!」というのは、多分、ありえません。 しかし今日は楽...

演奏する人のための身体の使い方

緊張の裏側。

  …本番の緊張について。 自分が「恐怖」や「不安」を感じていることを、まず認めること。 でもその裏側には、必ず大きな「情熱」や「愛情」があるもの。必ず。 その表裏をひっくり返してみたら…どんな世界があるだろう。 それはきっと壮大で幸せなチャレンジ。 . . . 私たちが本番を迎える時に、脳は必ず...