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演奏する人のための身体の使い方

“自分”を拡張する。~響きのための一考察~

 「もっと響かせたいんですが…」 「響かせるには、どうしたらいいんでしょうか?」 “響き”については、レッスンでもよく話題に上がります。 「もっと響かせて!」なんてついつい簡単に言ってしまいますが、この”響き”というものはなかなか言語化が難しく、それぞれの持つイメージによ...

教育者の気づき

「何も教えることなど、できない」〜指の不調と向き合う生徒さんからのメール〜

  数か月ほど前から、指の不調を抱えた若いフルーティストさんがレッスンにいらっしゃっています。 「演奏しようとすると、指が(あるいは他の部分が)自分の思っていることと違う動きをする」・・・。 演奏者にとって、これほど恐ろしいことが他にあるでしょうか。 勇敢にもそんな自分の症状と真正面から向き合い、...

教育者の気づき

私が文章を綴る理由。

  私は、レッスンにおいて「教師と生徒さんとの間の信頼関係」ってすごく重要だと思っているのですが、先日それについて改めて強く実感する出来事がありました。 何かを学ぶ上で、生徒さんは先生の「全て」から学んでいると思います。 言葉(楽器の場合はもちろん音と音楽)を始めとして、体の動きや姿勢、表情、態度、佇まい。...

教育者の気づき

演奏における動き。その希望的考察。

「表現するときは、もっと動いたほうがいい。」「無駄な動きは妨げになるので、一切やめるべき。」 演奏時の動きについては、様々な意見があります。 それらの意見に翻弄されてしまったことがある方も多いのではないでしょうか。 「どう動くのが、演奏にとって”正しい”のか…。そもそも動かない方がい...

演奏する人のための身体の使い方

成功確率を上げるために。

  練習の目的の一環に「成功確率を上げる」というものが挙げられると思います。 「速くて複雑なフレーズを正確に演奏する」 「高音や低音、またそれへの跳躍など、難易度の高い音を思い通りに発音する」・・・ 時間の芸術である音楽演奏の上で、「その時、その場、その流れの中で」これらをイメージ通りに成功させるために、私...

自由な本番のために

オーディション。その向こうにあるもの。

  「近々、団内オーディションがあるんですよ…。団員と、指揮者と音楽監督が審査員なんですけど。もう怖くて怖くて…。試練です。」 いつもと違って、とても悲痛な表情でレッスンにいらっしゃったあるオーボエ奏者さん。 演奏とは、はっきりと「点数化」「数値化」することはとても難しいものですし、そもそもそうい...

演奏する人のココロとカラダ

“自信”を持ってステージに立つためにできること。

    「本番って、ある程度”自信”があるときは良いんです。…でも無いときはもう…消えてしまいたくなって(笑)。自信って、何でしょうね。」 「自信、ですね…。私も自信って一体何なのか知りたいです。どこかで3つパックとかで売ってたら絶対買うのに(笑)。」 ある日のヴィオラ奏者...