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演奏する人のための身体の使い方

舌は変体する。

タンギングをはじめとして、音色や響き、息の圧力のコントロールなど、管楽器奏者にとって「舌」の持つ役割は大きく、また多岐にわたるもの。 「見えそうで見えない」部分であるからこそ、その使い方については様々な表現の仕方があるもので……ゆえに実に悩ましいものでもあります。 他の人が一体どうやっているのか、また自分の...

レッスン情報・掲載情報

グループレッスン、始めます!

このたび5月より、尊敬し信頼するアレクサンダー・テクニーク教師でフルート奏者の嶋村順子さんとともに、東京都内で定期的なグループレッスンを開催することとなりました! ・・・順子さんに初めて会ったのは忘れもしない、2013年4月のうららかなある日のことでした。 その日は私にとって初めてのアレクサンダー・テクニー...

教育者の気づき

私のレッスン・スタイル。

スポーツを見ていて、昔から 「選手とコーチって、いいな。」 と思うことがよくありました。 音楽の世界で、レッスンという空間の中において存在するのは「先生と生徒」「師匠と弟子」という関係性であり、それは「コーチとパフォーマー」というものとは少し異なるものだと思います。 演奏(またはその他の芸術)の技術を習得し...

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演奏する人のための身体の使い方

クセはなぜやめられないのか

『分かってるんですけどね…なかなかやめられないんです。』 演奏技術を習得していく中で、私たちは技術と共に様々な「クセ」を身につけていくもの。 それらはやがてさらなる技術的飛躍、表現の幅を広げたいと望んだとき、「超えるべき大きな壁」となって私たちの前に立ちはだかることになります。 今回はその「クセ」について考...

演奏する人のココロとカラダ

朝起きた時に首や背中が痛い〜寝る前のひと工夫〜

「日中はさほど何ともないのに、朝起きた時に身体が痛い。」 「長時間演奏した後に起こる痛みと同じ痛みが、なぜか寝起きにも強く感じる。」 「爽やかにスタートしたいはずの朝が、いつも「痛み」で始まる。」… …このようなことでお悩みの方も、レッスンにいらっしゃいます。 今日はそんな「朝起きた時の痛み」について考えて...

演奏する人のための身体の使い方

演奏するあなたの「存在価値」は揺らがない

「こんなひどい演奏をして…。私など生きている価値がない。」 決して冗談でなく、かつて私はよくこんな風に考えていました。 自分に厳しく、という意味もあり、またある種の自嘲の意味もあり…..。 またそんな風に自分を評価することで、深層心理では逆に「救われる」「許される」そんな気がしていたことも事実です。   自...

演奏する人のための身体の使い方

「緊張」はなぜ起こるか?〜脳からの贈り物〜

「本番でも緊張しないようにしたいんです。いつも通りに演奏したい。」 生徒さんから、よくこのような相談を受けます。 演奏者をはじめとしたパフォーマーにとって、永遠の憧れとも言えますね。 …永遠の憧れ。 そう、それはきっと「永遠の憧れ」のままであり続けるのだと思います。 なぜなら「緊張」した時に起こる様々な現象...