サックス・楽器演奏のこと

美しさを聞き分けるのは。

私は吹奏楽部出身なので、

チューナーとはずいぶん深く長いお付き合いになります。

もちろん、ソプラノ、アルト、テナーとそれぞれの楽器ケースに一つずつ、

専用のチューナーが入っています(笑)。

チューニングする他にも、音を鳴らして一緒にハモってみたりと、

いろんな使い方ができる頼れる道具なのですが、

「この音程大丈夫かしら」と不安になると、

正しさを求めて無意識につい「すがって」しまいたくなる道具でもあります。

 

”音そのものの美しさ”を聞き分けてくれるもの。

でもチューナーが測ってくれるのは、音の高さだけです。

いま鳴っている音の響きそのものや、ハーモニーの多彩な変化、

様々な楽器との重なりで生まれる瞬間瞬間の色合いなど、

音そのものの美しさを測ることはできません。

その美しさを聞き分けることができるのは、

他でもない自分の耳だけなのだと思います。

最近は合奏中でもそれぞれの楽器にチューナーマイクがつきっぱなし、という学校も多くて、

それを拝見するたび、ちょっともったいないなという気持ちになったりします。

成長の過程で音程に敏感になることはとても大切なことですが、

「瞬間瞬間移り変わっていく音の美しさ」を聞き分けていける耳を

ぜひ育てていってほしいなと思うのです。

…では今この瞬間、どんな音があなたの耳に聞こえていますか?

 

メールマガジン「幸せなパフォーマンスのために」発行しています!

こちらのメルマガでは、最新ブログ記事を始め、メルマガ読者さまだけのお得なセミナー情報などをいち早くお伝えしています。

下記のバナーをクリックして、ぜひぜひご登録くださいませ!

関連記事

  1. ココロとカラダ

    自分を自由にする言葉。

    数ヶ月に一度、頸部(くび)のCTを撮りに行っています。横たわっ…

  2. サックス・楽器演奏のこと

    「鼻抜け」を考える。

    一部の管楽器奏者を悩ませる「鼻抜け」。楽器…

  3. サックス・楽器演奏のこと

    楽器を持ったらどうやって立つ?〜立奏で腰や脚が痛い方へ〜

    皆さんは、立って演奏することと、座って演奏すること、どちらがお好みでし…

  4. サックス・楽器演奏のこと

    編曲作品に取り組むこと〜アンサンブル・レッスンから〜

    ぎこちなさの正体。先日、リサイタルを目前に控えた若い演奏家さんたち…

  5. 自由なパフォーマンスのために

    「本番モードに切り替える」ことの必要性。

    ー「どんなことがあっても、本番は気持ちを切…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

情報満載でおトクなメールマガジン♪  ↓ご登録はこちら!↓

♪ Follow me ♪ 渡邊愛子のTwitter

  1. サックス・楽器演奏のこと

    楽器に寄り添う、手。
  2. ココロとカラダ

    恐怖の裏側=生きたいという強い望み
  3. サックス・楽器演奏のこと

    続・鼻抜けを考える〜腹部、脚との関連性〜
  4. 教えること

    「あたりまえ」を洗練させるということ。〜指導者の方とのレッスンから〜
  5. 教えること

    教えるとき。
PAGE TOP